2003年03月19日
アメリカはどこへ行く?
今、ロサンジェルスです。
3月19日午前3;36、ホテルの部屋で日記書いてます。
テレビでは、サダム・フセインへの最後通告のカウントダウンが始まっています。
NBCを見てますが、世界中の特派員からのTVフォンの報告が延々と続く中、
左下に「デッドライン:13:24:33」の表示が。
当たり前だけど、1秒に1つづつ、減っています。
これがゼロになったら・・・戦争開始なのでしょうか。
ここまでメディア社会も成熟すると、
アメリカのやってることもパロディのように見えてくる。
今回の戦争は、いままでのような判り易さとすっきり感がない。
なのに、アメリカのメディアは扇動するかのように演出しているみたいだ。
他の国民の感情や、地球世論みたいなものはここにはなし。
フレンチフライがフリーダムフライ、
フレンチトーストがフリーダムトースト、
でもNYではルイ・ヴィトンのキャラ入り新作バッグに行列ができる。
これもフリーダムバックにすれば?
アメリカという国は、ずいぶん我がままになってきた気がする。
これは政治とメディアのせいなのかな?
今回の戦争(というかケンカ)がどういう形で決着するかわからないけど、
終わってみて、アメリカの多くの人が「こりゃやばい。ちょっとやりすぎた」と感じ
ることを願う。
ちょっと今は愛国的になりすぎて、我を忘れてる。
でもこの国の人たちは感受性が強いと思うので、
ちゃんと良い方向に変わっていけるでしょう。僕はそう信じます。
このケンカの大元の理由を、そろそろ真剣に考えないとマズイぞ。アメリカは。
世界情勢と他国民の感情を最も知らなきゃいけないのは、
今はアメリカ自身なのではないかと思います。
でも僕はこの国が好きだし、友人もいっぱいいる。
本当に才能豊かで、面白くて、楽しいやつがいっぱいだ。
国とか政治ってのは、本当に悩ましい。
日本もなんとかしないとマズイ。
日本じゃなきゃ言えないことやできないことがいっぱいあるのに。
本当に残念。いろんなことを恐れすぎてる。
ま、あまり悲観的になってても前には進まないし、
少しでも世界が良くなっていくんだと考えなければ、生きてはいけない。
自分がやるべきことはなんだろう?
そんなことを自分に問いながら、次の企画を考えてる俺@LA。
むむ、デッドラインが12時間を切ってしまった。
現在こちらは朝5:00。
そろそろ日の出が近づいてきました。
こっちに着いたのが昨日? いやおとといか。
おとといの昼着いてからミーティングばかりですが、
もうひとつ、ミーティングやったら日本に帰ります。
LA発13:00です。あと8時間後に出発の予定です。
警戒が激しそうなので、早めに空港へ行くことにします。
(アメリカのいくつかの航空会社はフライトを中止するらしいです)
カウントダウンが「0」になるのは、飛行機の中。
日本に着いたらいつもと変わらない日常であってほしい。
ジョージ・ブッシュが「やっぱ戦争やめ!」と決断してくれることを祈る。
そういえば昨日、嬉しいことがあった。
敬愛する、ある映画プロデューサーと食事をしたのだ。
ゲームと映画、似て非なるメディア。
でも会話はお互いのやってること、目指す道、
ゲームと映画の表現の違いについての意見を交わし、
僕はとてもハッピーだった。
では、次の日記は日本で。
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